コンピューターの将棋ソフトが女流王将に勝利

一応将棋をかじっている者としてそれなりに気になる対局でした。
ソフト側は複数のソフトをコンピューターに入れて多数決で指し手を決める「合議制」たる
おっかない仕様です。（無難な手しか指せなくなるとの噂も）
対して清水女流王将はここ20年、女流棋士のトップに君臨し続けている女王です。
が、正直なところソフト側が勝つんだろうなあと思ってはいました。
（女流トップでも対男性棋士の勝率は約２割(´・ω・｀)
アマチュアトップにも実力的に負けているのが現実です）
中盤は清水女流王将にもなかなかチャンスのある局面がけっこうあって、
それが意外でした。
やはり男性のトップ棋士に勝つには中盤において
ソフトなりの「個性（棋風）」が必要なんじゃないかなあというのが
僕の持論です。
粘り腰なソフトや、さばきが身上のソフトが出てきたら面白いかも。
次はいよいよ男性棋士との対局。
誰が出てくるのか気になりますが、なにより結果、いや
なにより内容が楽しみです。